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 | 高橋は結果的に2点で踏ん張ったものの、悪癖は直っていなかった。
奪三振の多さが表すように球質は一級品なのに、力みまくって無駄なボールが多いため、カウントを悪くする場面が多く、5回には早くも100球近くを要するなど相変わらず投球のリズムが悪すぎる。
そして、何よりも高橋の一番の問題は、初回失点や先制点を与えてしまうことの多さ。
今シーズン先発した10試合で先制点を許したのが今日含めて7試合目で、さらには初回に失点したのも今日含めて5試合目。
チームが常に劣勢で戦っていかなくてはならないシチュエーションにしてしまっているわけで、これではチーム内からの信頼を得られないし、高橋自身にも勝ち星が付いてくるはずも無い。
初回の失点を見て、私はいつも通りだなぁと感じざるを得なかった。
今後は高橋自身が速やかに、かつ死に物狂いで変わる努力をしていかないと、このままポテンシャルはすごいが力を発揮できない未完の大器のままで終わってしまう。
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7/6 読売戦
